ほびつぶ

埼玉県北部(主に深谷&熊谷周辺)を中心に、地元ネタやB級グルメを拾い集めるブログです。

サケ、故郷へ帰る ---利根大堰 大堰自然の観察室---

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長く過酷な旅、向かうは故郷。

風物詩。
季節を感じさせる事柄や景色。
埼玉北部にも、昔から特有の風物詩が数多くあります。

「サケの遡上」も、そのひとつ。
海を回遊していたサケが、自分の故郷の川を遡ってくる光景です。

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行田市の「利根大堰」は、10月から12月頃にかけて、サケの遡上が見られる事で知られています。

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利根大堰は、その名の通り利根川の「堰」(水をせき止める目的で川に設けられる物)。
これがあると、川を遡ってくる魚は通る事ができません。

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しかし、「堰」の脇に「魚道」が設けられていて、これを通って魚は上流へと向かう事ができるのです。

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この「魚道」の脇に観察室が設けられていて、今の時季にサケの遡上を観察する事ができます。

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利根大堰の下。

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ここに「大堰自然の観察室」があります。

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この階段を降りてゆくと・・・

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先ほどの魚道の横に、アクリル板の窓が設けられているのです。

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サケの他にも、時季ごとに様々な魚を観察する事ができます。
5月にアユが見られるのも、結構知られていますね。

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この利根川のサケは、日本南限のサケと言われています。
利根川で生まれたサケは川を下って海に出て、4年程の間、北の海を回遊するそうです。
そして、再び利根川へ戻ってきて、自分の故郷を目指して遡上し、産卵して一生を終えると。

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一時は、サケの遡上が途絶えた事もあったそうですが、沢山の方々の努力で復活したとの事。
子供達にも、自然の大切さを知ってもらう機会にもなっているようです。

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「大堰自然の観察室」も、近くの小学校の児童達が社会科見学で訪れる事も多いそうです。
説明用のビデオも上映されていて、勉強になりますね。

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サケの遡上調査をした20年間で、一番大きなサケの魚拓。
なんと、全長95cmですって!。

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魚道の詳しい説明図。
実物と併せて見てみると、その構造が良く分かると思います。

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今シーズンのサケの遡上状況。
前年、前々年と比較すると、かなり数が少ないですね。
聞けば、ココだけでなく、日本各地の遡上ポイントでサケの数が少ないそうです。

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さて、サケは上がってくるでしょうか・・・。

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「あ、いたいた!」

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遡上するサケが姿を見せてくれました。
海から150km以上も泳いできたのですね。

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強くて早い流れに負けないよう、懸命に泳いでいます。

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でも、押し戻されてしまう事も・・・。

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体勢をたてなおして、

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再び、上流を目指して行きます。



思わず、応援しちゃいますね。

もうしばらくの間、大堰自然の観察室でサケの遡上が見られそうです。
壮大なスケールで展開する「サケの旅」を、間近で観察してみてはいかがでしょうか。

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大堰自然の観察室
(独立行政法人水資源機構利根導水総合事業所)
住所:行田市大字須加字船川4369
開場時間:8:30~17:00
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 ●散策 & グルメ

1 Comments

カツヤナギ(ほび)  

Re: タイトルなし

revin さん>
コメント、ありがとうございます。
サケの遡上、見学できたようですね。

2016/12/03 (Sat) 20:56 | REPLY |   

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