ほびつぶ

埼玉県北部(主に深谷&熊谷周辺)を中心に、地元ネタやB級グルメを拾い集めるブログです。

「熊谷空襲の記憶展」と「埼玉県平和資料館」 

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8月14日。
熊谷にとって、特別な日です。

終戦前夜、昭和20年8月14日の夜に、熊谷はアメリカ軍による空襲を受けました。
街の三分の二を焼失し、多くの人が犠牲になったのです。
それは、埼玉県内最大の戦災となりました。

私の亡父も、子供の頃に熊谷空襲に遭いました。
その時の事は積極的に話をしてくれませんでしたが、それでも8月14日になると、ポツリポツリと語ってくれたものです。

「夜なのに昼間みたいに明るくなった。」
「火の点いた爆弾が雨のように降ってきた。」
「どこもかしこも燃えていた。」
「空襲が終わった後、雨が降った。」
「朝になったら建物が無くなっていて、遠くまでよく見えた。」

私は、こんな話を小学生の頃に父親から聞いたのを覚えています。

今年は、戦後70年という節目の年。
私の父親のように、実体験として当時の事を語ってくれる人も少なくなってしまったようです。

そんな熊谷の空襲という出来事を風化させない為に、

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「熊谷空襲の記憶展」

が、熊谷市立熊谷図書館で開催されています。

戦時中の生活の様子や、空襲についての資料が多数展示されています。

この中のひとつに、当時の熊谷の詳細な(店舗や個人宅まで記載されている)地図がありました。
これを見ると、今の熊谷とは、かなり違う街並である事が分かります。
(17号線の道筋、八木橋の位置などが大きく違うのですよね。)
そして、この地図には戦災で焼失したエリアが重ねて描かれているのです。

実は、この地図の中に、私の父親が住んでいた家が記載されていました。
これを見ると、グッと胸に来るモノがありました。
「俺のオヤジは、こんな体験をしてたんだ・・・」と。

これらの展示内容は撮影禁止なので、当ブログでは画像で紹介できません。
ぜひ、御自分の目で見て、色々と感じて頂ければと思います。

それから もうひとつ、熊谷空襲の様子を伝える資料が展示されている施設があります。

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「埼玉県平和資料館」

熊谷市の隣町である東松山市にある施設です。
膨大な埼玉県内の昭和の戦争資料の展示を行っています。
戦時中の小学校の一日を疑似体験できるコーナーでは、防空壕の中に入り、空襲の恐ろしさを感じる事もできます。

これらの中に、熊谷空襲の事を今に伝える資料もありますので、こちらも併せて見学されてみてはいかがでしょうか。

(埼玉県平和資料館も、館内資料は撮影禁止(正式に許可を得れば撮影可能)なので、画像はありません。)

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【埼玉県平和資料館の展望塔から街並を望む】

戦争や空襲という忌まわしい出来事は、決して忘れてはいけない事だとは分かっていても、私のように「聞いただけ」の人は、正直言って後世に伝えていくのが難しいと思っています。

せめて、こうした催しや施設に、自分の子供と一緒に足を運んで、共に色々と学んでいくようにしたいと思うのです。

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「熊谷空襲の記憶展」
会期:平成27年7月25日〜8月30日(休館日:月曜日)
時間:午前9時〜午後5時
会場:熊谷市立熊谷図書館 3階 美術展示室
※)入場無料
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埼玉県平和資料館(埼玉ピースミュージアム)
住所:埼玉県東松山市岩殿241-113
開館時間:午前9時~午後4時30分まで(入館は午後4時まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料:無料
http://www.saitama-peacemuseum.jp/
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