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埼玉県北部(主に深谷&熊谷周辺)を中心に、地元ネタやB級グルメを拾い集めるブログです。

「犬塚勉展」と「旧井上房一郎邸」 --- 高崎市美術館 --- 

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「描きたいのは風景ではなく、自然である」

「犬塚勉」という画家を御存知でしょうか。
自ら山へ登り、その自然を描いた方です。

その作品は、写真と見まごうばかりのリアリティで描かれているのです。
石のひとつ、葉の一枚、一輪の花、ひとひらの花弁・・・。
ひとつひとつ全てに筆が入れらた繊細な描写は、「再現」ではなく「実現」。

その作品を目の当たりにすると、息をのむ程の迫力です。
山で38歳という若さで急逝されてしまいましたが、その作品は多くの人に静かな感動を与えているのです。

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犬塚勉さんの作品が見られる「犬塚勉展」が、群馬県の高崎市美術館で開催されていました。
前々から、キャンバスに描かれた作品を見たいと思っていたのですよね。

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代表的な作品はもちろん、山で描かれたスケッチ画なども展示されていて、実に見応えのある内容でした。

作品を描く「取材」に使った愛用のカメラ(Nikon FM、makina670)と、それで撮った写真の展示もありました。
描かれた作品は、写真よりも遥かにリアリティに溢れていました。
「もしかして、肉眼で見たよりもリアルなのでは?」と思える程です。

私も常々、その場の「リアル感」意識していますが、「見た目通り」というのは、本当に難しい物なのです。

展示作品は、もちろん撮影不可。
しかし、受付窓口の所にあるパネルのみ撮影可能でしたので、それを撮らせて頂きました。

こうして自分の目で直に作品を見ると、その凄さや素晴らしさがダイレクトに伝わってきますね。

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高崎市美術館では、同敷地内にある「旧井上房一郎邸」が見学できるようになっていました。

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「井上房一郎」という方は、高崎の文化振興に大きく貢献されたそうです。
その方の自宅であった建物が、この「旧井上房一郎邸」。

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井上房一郎さんが亡くなられた後に高崎市の管理となり、高崎市景観重要建造物に指定されました。

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昨日降った雪が残っていて、庭園の景色は風情がありました。

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裏庭にあるテーブルには、こんな雪の模様が。
上の竹格子から、雪が落ちたのでしょうね。

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こんなデザインも素敵です。

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中庭のテーブルの上に、山茶花が飾られていました。
「犬塚勉」のように、見た目通りにリアルに捉えるのは難しいですね。
どうしても、ありがちな写真的な表現に頼ってしまいます・・・。

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見終わった後に、美術館のショップで「犬塚勉 作品集」を購入しました。
キャンバスに描かれた「生」の絵とは違いますが、それでも彼の作品をいつでも見られると思うと嬉しくなります。
時折これを見て、己の励みにしたいと思います。

高崎市美術館の「犬塚勉展」は、明日(2016年1月31日)まで。
興味のある方は、是非!。

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